« 受験生の皆さんへ | トップページ | 茨城統一テスト結果 »

えらい人

夏休み真っ只中、中3生は勉強に明け暮れていることと思います。
もしかしたらそろそろ疲れが出てきたり、やらなければならないことの膨大さにようやく気が付いて気が遠くなっている頃かもしれません。
そんなみんなに今日もエールを送りたいと思います。

今日の授業で、ある中3生に読んでもらった「チャート式」の巻頭言を載せます。
「チャート式」は高校生向けですが、皆さんにも通じるメッセージだと思います。

-------------------------------------------------

えらい人。

ちょっと難しい質問をします。君はどういう人を「えらい人」だと思っていますか?
勉強ができる人でしょうか。会社に入って出世する人でしょうか。才能があって有名になる人でしょうか。
それとも、何かすごい発明をして歴史に名を残す人でしょうか。
確かに、そういう人たちは、「えらい人」にちがいありません。でもそれは、偏差値の高い学校に入ったから、出世したから、有名になったから、歴史に名を残したから「えらい」のではありません。

たとえば、世界で活躍する有名なサッカー選手。彼は、決して有名になるためにサッカーをやっているのではありません。もっとサッカーがうまくなりたい…その思いが誰よりも強く、その結果、たまたま世界で活躍する有名な選手になったのです。飛行機を発明したライト兄弟は、決して、歴史に名を残そうとして飛行機の発明に成功したのではありません。むしろ、そう思っていたら成功しなかったかもしれません。彼らは、空を飛んでみたい!という思いが誰よりも強かったから、飛行機を発明できたのです。

つまり、ある意味、’結果’はそれほど重要ではないのです。成功した人が「えらい人」で、失敗した人は「えらくない人」ではないということです。問題は、あることを達成しようとする’思い’、いってみれば’熱’みたいなもので、その熱が人一倍強い人が、「えらい人」といえるのだと思います。熱がしっかり強ければ、行動は自然についてくるものです。

勉強や受験に関しても、同じことが言えます。試験でいい点をとること、大学に合格することは、もちろん素敵なことです。でも、もっと大切なことは、こんどの試験では前回よりももっといい点をとりたい、あの大学に絶対に入りたい、という思いをどれだけ強く抱き、どれだけ具体的に行動したか、ということです。

たとえば、ある大学を受験した2人、A君とB君がいたとします。A君にとってはその大学は第一志望で、必死に頑張ったが結果は不合格。一方、B君にとってその大学はすべりどめにすぎず、結果はラクラク合格。えらいのはどちらか?結局は合格したB君が「えらい」のではないか、と考えるのは思いちがいです。

本当の意味で「えらくなる」ということは、いい点数をとることでも、出世することでも、輝かしい成功事例を積み上げることでもありません。よりたくさんの人に感動や勇気を与え、それゆえに、よりたくさんの人に尊敬され愛される、そういう「素敵な大人」になることです。そして、そういう素敵な大人とは、たいてい、若い頃から何かに対する’熱’を誰よりも強くもちつづけている人なのです。

(後略)

--------------------------------------------------

みなさんは、この受験勉強を通じて「素敵な大人」になる一歩を踏み出そうとしているでしょうか?
どんな厳しい目標にも果敢に立ち向かう、そういう人であって欲しいと思います。

|

« 受験生の皆さんへ | トップページ | 茨城統一テスト結果 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: えらい人:

« 受験生の皆さんへ | トップページ | 茨城統一テスト結果 »