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2010年8月

えらい人

夏休み真っ只中、中3生は勉強に明け暮れていることと思います。
もしかしたらそろそろ疲れが出てきたり、やらなければならないことの膨大さにようやく気が付いて気が遠くなっている頃かもしれません。
そんなみんなに今日もエールを送りたいと思います。

今日の授業で、ある中3生に読んでもらった「チャート式」の巻頭言を載せます。
「チャート式」は高校生向けですが、皆さんにも通じるメッセージだと思います。

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えらい人。

ちょっと難しい質問をします。君はどういう人を「えらい人」だと思っていますか?
勉強ができる人でしょうか。会社に入って出世する人でしょうか。才能があって有名になる人でしょうか。
それとも、何かすごい発明をして歴史に名を残す人でしょうか。
確かに、そういう人たちは、「えらい人」にちがいありません。でもそれは、偏差値の高い学校に入ったから、出世したから、有名になったから、歴史に名を残したから「えらい」のではありません。

たとえば、世界で活躍する有名なサッカー選手。彼は、決して有名になるためにサッカーをやっているのではありません。もっとサッカーがうまくなりたい…その思いが誰よりも強く、その結果、たまたま世界で活躍する有名な選手になったのです。飛行機を発明したライト兄弟は、決して、歴史に名を残そうとして飛行機の発明に成功したのではありません。むしろ、そう思っていたら成功しなかったかもしれません。彼らは、空を飛んでみたい!という思いが誰よりも強かったから、飛行機を発明できたのです。

つまり、ある意味、’結果’はそれほど重要ではないのです。成功した人が「えらい人」で、失敗した人は「えらくない人」ではないということです。問題は、あることを達成しようとする’思い’、いってみれば’熱’みたいなもので、その熱が人一倍強い人が、「えらい人」といえるのだと思います。熱がしっかり強ければ、行動は自然についてくるものです。

勉強や受験に関しても、同じことが言えます。試験でいい点をとること、大学に合格することは、もちろん素敵なことです。でも、もっと大切なことは、こんどの試験では前回よりももっといい点をとりたい、あの大学に絶対に入りたい、という思いをどれだけ強く抱き、どれだけ具体的に行動したか、ということです。

たとえば、ある大学を受験した2人、A君とB君がいたとします。A君にとってはその大学は第一志望で、必死に頑張ったが結果は不合格。一方、B君にとってその大学はすべりどめにすぎず、結果はラクラク合格。えらいのはどちらか?結局は合格したB君が「えらい」のではないか、と考えるのは思いちがいです。

本当の意味で「えらくなる」ということは、いい点数をとることでも、出世することでも、輝かしい成功事例を積み上げることでもありません。よりたくさんの人に感動や勇気を与え、それゆえに、よりたくさんの人に尊敬され愛される、そういう「素敵な大人」になることです。そして、そういう素敵な大人とは、たいてい、若い頃から何かに対する’熱’を誰よりも強くもちつづけている人なのです。

(後略)

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みなさんは、この受験勉強を通じて「素敵な大人」になる一歩を踏み出そうとしているでしょうか?
どんな厳しい目標にも果敢に立ち向かう、そういう人であって欲しいと思います。

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受験生の皆さんへ

夏休みも、もう半ばに差し掛かり、
あらゆる雑念を断ち切って勉強に打ち込んでいることと思います。

本当の意味で勉強に打ち込んでいる人は、
分かっていたつもりだったことが、実はよく分かっていなかったことに気が付いてくる頃かと思います。

それでいいんです。

勉強というのは、実はその繰り返しなのです。

苦手な教科を勉強することはもちろんですが、得意な教科だって勉強しないと、その事が分からないんです。

どんな事でも、
分かったつもり→実は分かっていなかった→分かったつもり→実は分かっていなかった→…

の繰り返しです。

そうやって、物事の本質に少しずつ近づいていくのです。

物事の本質に限りなく近づいた時、そのエリアに入った事を確信出来ることがあります。
既に高得点が取れるようになっている人でも、そこまで到達出来ている人は少ないと思います。
是非それを実感出来るまでとことん勉強して欲しいと思います。

特に数学、良く出来る人は解法のパターンを暗記することはやめてください。
論理的思考力が著しく低下し、本質を掴むことを妨げます。

論理力を鍛えれば数学力はどこまでも伸びていくことができます。
その力は高校に進学してから生かされます。

そして英語が良く出来る人は、単語を覚える時は品詞も一緒に覚えてください。
余裕があれば、高校で習う五文型を夏休みに勉強してしまってもいいと思います。
私は、なぜ公立中学で五文型を教えないのかとても不思議です。
ネイティブで無い日本人が五文型と単語の品詞を押さないで正確に英文読解をすること
は出来ないと思っています。
セルモつくば教室に通っている人は、先生自作の「五文型完成マニュアル」がありますので言ってくださいね。ちとページ数は多いですが…

それでは皆さん、「誰よりもいい勉強が出来た」と言えるような夏にしてください。
皆さんの頑張りを心から期待しています。

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